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vol.9 結露編【動画】

 

9.結露について

アドバンスフォーム家づくりミニミニ講座
第9回は結露です。

結露には見える結露と見えない結露があります。

見える結露とは、冬になると低い外気温によって窓ガラスに発生するような一般的なものです。

見えるところは対処方法がいろいろあります。

一方で見えない壁の中に発生する壁体内結露は大変です。

家の湿気は石こうボードなどを透過して壁の中に進入します。

壁体内の湿気は断熱材の性能を低下させ、さらに木質構造体を腐らせ、
建物の寿命を短くします。

これらを防ぐのが外壁通気工法という方法です。

外壁通気工法は壁体内の湿気・水分を速やかに排出し、適度な乾燥状態を保ち続けることで、断熱材の性能を維持し結露の発生を未然に防ぐことで木部を守ります。

木造住宅の外壁の中は、室内からの湿気が入り込んだり、あるいは断熱材の欠損があると壁体内結露を起こす可能性が高いとされています。

この壁体内結露は、結露によって壁の中の木材が腐って建物の耐久性を低下させたり、表面的には室内側の石膏ボードの裏面から発生したカビが、どす黒いカビとなって確認できるほど蔓延し、壁内環境そのものが不衛生な状態となっていきます。

このような状態を改善するために、壁体内の湿気を外部に放出する手段として外壁通気工法は開発されました。

通気層は胴縁と呼ばれる材料によって、外装材と下地の間に下から上に向かって空気の通り道を作り湿気を外部に放出します。

また、この胴縁が重い外壁材を支える大事な役目も担っていますので胴縁の大きさ、釘やビスのピッチによっても地震や台風に耐える構造になっているかどうかが変わってきますので信頼のおける工務店選びが大事になってきます。