床下エアコン暖冷房
新築後に後から取り付けるのではなく、設計段階から建物そのものを換気、暖房装置とするシステムで、冬は床下から暖房し、夏は天井から冷房することで、1台のエアコンで家の温熱環境を1年中快適にします。
床下エアコン暖房は、断熱性能の低い建物、および床下に農薬系の防蟻、防腐剤を使用している住宅には使用できません。
ポイント1
エアコン1台で全館暖冷房ができます。
冬のしくみ
基礎断熱にした床下空間を、床下エアコン1台で暖め、床のガラリから暖かい空気が循環して上下の温度差のない快適な環境になります。
夏のしくみ
吹き抜けの上部にあるエアコンより冷気が降りて来て住まい全体を冷房します。
ポイント2
「床ガラリ」を通して家中に」空気が循環していますので、エアコン1台で暖房が可能です。どこにいても温度差が少なく快適で、冬は20℃前後、夏は27℃前後です。
ポイント3
各部屋にエアコンを設置しなくても良いので室内がスッキリします。
また、どこにいてもエアコンによる風の影響を感じることはありません。
ポイント4
パッシブ換気(自然換気)を利用しているので、音無し、壊れるリスク無しの優れものです。
ポイント5
床暖房ほど床温が上がらないので、低温やけどはしません。
ポイント6
床暖房仕様でない、杉や桧の無垢の床材が使えます。