価格いろいろ
現在のハウスメーカーの価格はいろいろです。
価格設定については業界にはルールがありません。
建物の価格とは、建物本体価格とオプション価格とから成り立っています。
建物の本体工事だけでは、そこで生活することもできないのです。
オプション工事が追加されなければ住むことができません。
なぜなら証明器具工事もカーテン工事もアンテナ工事もオプション工事だからです。
その他、エアコン工事、雨水、排水接続工事、電気配線工事、等々いろいろとオプション工事なのです。
あるハウスメーカーでは、ベタ基礎工事も屋根瓦工事もオプション工事です。
価格にすると、530万円前後もオプションなのです。これでは坪単価が適正であるかどうかはわかりません。
30坪×80万円+530万円=2,930万円
2,930万円÷30坪=976,666円 になってしまいます。
このように住宅の価格はオプション工事によって変わってきます。
土地には公示価格があります。
西川の土地が坪20万円で、雨田の土地が坪5万円はすべての人々が納得できます。
それは毎年発表になる公示価格があるからです。
建物には公示価格がありません。
それで各社が本体価格+オプション価格がまちまちなので、価格がいろいろなのです。
つまり、御社の坪単価はいくらですかと聞いても参考にはならないということです。
住める状態ですべて込々で比較しなければなりません。
価値観というものは、お客様自身が判断するものです。
だから、勉強会が必要だと考えております。