スケルトン階段
スケルトン階段・メリットデメリット
~今人気のスケルトン階段
広がりを感じる間取りに必要不可欠です~
〇メリット
・解放感のある空間ができる
・インテリアのアクセントになる
・ワークスペース・プレイスペース等マルチな使い方ができる
・圧迫感がなく部屋を広く見せられる
・風通しが良く、いつでもきれいな空気が流れる家になる
〇デメリット
・収納スペースとして活用できない
・通常階段に比べて費用が高い
・こどもが落下する危険性がある
・断熱性能や気密性能が低い住宅だと寒い家になる
●間取り図(1F)
シェード
昔はどこの家にもスダレやヨシズがありました。夏の暑さを防ぐ用具でした。
今はエアコンの時代ですからあまり見られません。
それより最近はハンパな暑さではないので、スダレやヨシズでは防ぎようもありません。
しかし、真夏の太陽を窓から直接入れたのではいくらエアコンでも電気代が大変です。
それで省エネにするため、軒の出やシェードで太陽を入れるのを防ぐ努力が必要です。
南の窓側に朝顔やゴーヤのカーテンをつくるのも一つの方法です。
シェードをなるべく早めに下げ、室内の温度を上げないようにしましょう。
無垢材と集成材
「無垢材」とは、天然の木材を切り出し、内側まで同じ木材でできたものを指します。
これに対して「新建材」は、薄い木材などの板を接着剤で貼り合わせたものです。
新建材の中には表面に木目調のプリントを貼っただけで、中の素材が段ボールのものも
あります。
これらは30年もすると劣化し、プリントも剝がれ、見た目は良いものではありません。
接着剤の寿命が30年位しか持たないかも知れません。
新建材の床材はコシが抜けたようになって、フワフワになってしまう。
一方無垢材は丈夫で長持ちし、調湿性があり、あたたかみもあります。
無垢材は傷がつきやすくてお手入れも大変ですが、シックハウス症候群などの健康被害の
心配が減り、安全性が高く年月が経つほど味が出るのも魅力です。
失敗しない家づくりは、できるだけ無垢材を使用した方が良いと思います。
桧
昔の農家の家は、ほとんどが桧と漆喰で建てられていました。
もちろん、有名な神社やお寺、お城はすべて桧が使用されています。
当社の構造材は、すべて八溝産の桧を使っております。
床材も桧の床板が人気です。
無垢材は冬でも素足で生活ができるくらい暖かいです。
当社の床下エアコンは、暖房でも桧の無垢材で大丈夫です。
また、桧の効能としてはアレルギーの原因に揚げられるダニに対して、
フィトンチッドが非常に強い抗菌作用があり、防カビ、防ダニ効果抜群です。
さらに桧は、フィトンチッド成分で、森林浴効果特有の自律神経安定を助けます。
パッシブハウス『暖涼』
パッシブハウス『暖涼』は、パッシブ換気を採用しています。
「パッシブ換気」とは、機械を使わず自然エネルギーである温度差を使って換気をします。
北海道で生まれたメンテナンスフリーの換気システムです。
冬:床下エアコン
床下を一台のエアコンで暖めることによって、『暖かい空気は上昇する性質』を利用して
家全体を暖める様にします。
夏:小屋裏エアコン
小屋裏スペースを一台のエアコンで冷やすことによって、『冷たい重い空気は下に降りる性質』を
利用して家全体を涼しくします。
※パッシブ換気にも難点があります。
住宅の断熱性能や気密性能がかなり高い住宅でなければ計画通りの換気が機能しないという意味で、
住宅会社の施工品質・レベル』が前提条件になっています。
〇具体的には
隙間総面積 (C値) 1.0c㎡/㎡以下
外皮平均熱貫流率 (UA値)0.36W/㎡以下
熱損失係数 (Q値) 1.6Kal/㎡以下
が、最低条件です。
〇アドバンスホームでは
隙間総面積 (C値) 0.2~0.5c㎡/㎡
外皮平均貫流率 (UA値)0.29~0.30W/㎡
熱損失係数 (Q値) 1.26KaI/㎡前後
パッシブ換気は自然エネルギーです。
温度差を利用していますので壊れることもなく、省エネルギーで快適に過ごすことができ
ます。
メンテナンス
住宅は建ててからも、ランニングコストがかかります。
その中で最も高額な費用がメンテナンス費です。
外壁の塗り替えや屋根の塗装費、それに足場代と、10年ごとに120万円位かかってきます。
それをやりたくない人は、住宅購入時のイニシャルコストつまり初期費用が多くなります。
外壁にレンガタイルや漆喰を利用したり、屋根に瓦を載せたりメンテのかからないものを
使用することが一番です。
全ての物には価格のランクがありますから、高いものは長持ちします。
そこが住宅選びのカギとなるわけです。
パッシブハウス
日々の暮らしで、家にいながら自然を感じながら、あまり機械に頼らず、光熱費を抑えた
心地良い暮らしをすることがパッシブハウスの住まいです。
周りの環境のいいところ取りをして、風の流れるプランや家族の声が聞こえる吹き抜け
プラン等、自然素材を多く取り入れた住まいは住み心地が良い。
無垢の床材や室内の漆喰塗り壁は調湿能力があり、空気がキレイです。
夏のパッシブは断熱+日射遮蔽で対処します。
南や西側のシェードは、日射しを室内に入れないようにカットすることが大事です。
パッシブデザイン
自然エネルギーを活用することを目的としたパッシブデザインは、エコ住宅と省エネ住宅の
双方を満たす基準として、世界的に認知が広がりつつあります。
パッシブデザインとは、機械設備に頼りすぎることなく建築的アプローチで「健康で心地良い」
室内環境をつくり出す住宅です。
例えば、夏は南側に「庇」や「シェード」を設けて日射熱を軽減する。
風通しを考慮した「窓の配置」で、室内の熱を逃がすといった工夫をし、冬は南側の窓から十分な
日射を得て、部屋内を暖かく保つなどの工夫をします。
パッシブデザインは、自然エネルギーを最大限に活用して、快適な住環境をつくり出す設計手法のことです。
住宅の耐用年数
ヨーロッパの国々の住宅は、ほとんどの外壁が漆喰で造られています。
だから住宅の耐用年数も140年と長い一方、日本ではほとんどの家が35年位で建て替えられています。
その原因は
- 日本は地震や台風が多い国なのに、それに対応した家が建てられていない
- 新建材の寿命が35年位だから家がボロボロになっている
- 性能が良くないので、ストレスがたまり、建て替えられている
- 飽きの来ない先を考えたプランになっていないので壊されてしまっている
等が考えられます。
しかも国の法律では、木造住宅の法定耐用年数は22年です。
これが現実です。
私達はこうならないように、100年住める家を常に考えています。
耐震等級3
耐震等級3にも「耐震等級3相当」と「耐震等級3」とでは、かなりの耐震力の違いが
あります。
現在では住宅会社の90%近くが、木造住宅の許容応力度計算を実施せずに建てられているのが現状です。
耐震等級3でも「壁量計算で計算した耐震等級3」と、「許容応力度計算で計算した耐震等級3」では全く別物になります。
許容応力度計算している建物は、学校や警察署、消防署、病院等で分かりやすい例です。
つまり、絶対に倒壊してはいけない建物に実施されています。
アドバンスホームでは、全ての建物に対して地震に対する安全性を確認するための『構造構造計算』が付けられています。